Dazai Osamu 19StoriesAudioEtexts
太宰 治
Ripped from cassettes. E-texts - Aozora Bunko
http://users.bestweb.net/~siom/martian_mountain/
Narrated by Yamanaka Yoshiko.
Published: Nippon Lighthouse, 1986.
Reproduced from: Tokyo : Chikuma Shobo, 1975.
I cut the mp3 files into stories, for easier naviagation and added the etexts from Aozora Bunko. Some of the texts are in pre-war orthography.
Contents:
晩年(1936年、砂子屋書房)
「葉」「思ひ出」「魚服記」「列車」「地球図」「猿ヶ島」「雀こ」「道化の華」「猿面冠者」「逆行」「彼は昔の彼ならず」「ロマネスク」「玩具」「陰火」「めくら草紙」
Plus:
ダス・ゲマイネ
雌に就いて
虚構の春
狂言の神
mp3
02a omoide ends in: 、めかけ持つた人は二つの首のある青い蛇にからだを卷かれて、せつながつてゐた。
02b omoide ends in: つまらぬ一字一句につまづいて、思索が亂れ、ただ意味もなしに答案用紙を汚してゐる場合もあつたのである。
02c omoide ends in: 私たちはまだ夢から醒めないでゐるやうな氣がするのである。
05a ends in: としを経て大木になり、ヨワン榎とうたわれた。
08a ends in: 大出來だ、とひそかにほつとした。
08b ends in: 葉藏はそれを口のなかで言つて、こころもち頭をさげた。
09a ends in: そのうちにうつらうつらまどろむのである。
11a ends in: つまりは僕の薄志弱行のゆえであろう。
11b ends in: そう言って笑ってやったが、やはり胸がつまって来た。いまここに青扇がいるなら彼のあの細い肩をぎゅっと抱いてやってもよいと思ったものだ。
12a ends in:
おれは強いのだよ
岩は答えなかった
14a ends in: そのまちの銀行の樣子がをかしくなつたのである。もしものときには、彼の家も破産せねばいけなかつた。
15a ends in: 私もまた、なかなか、ためになる小説を書いたということにならないだろうか。
16a ends in: デコブラ先生にも送ってやってよろこばせてやるか、可哀そうに。
16b ends in: 頭がわるいから駄目なんだ。だらしがないから駄目なんだ。ライト。爆音。星。葉。信号。風。あっ!
18a ends in: 当地ハ成田山新勝寺オヨビ三里塚ノ近クニ候エバ当地ニ御光来ノ節ハ御案内仕ル可ク候。」
18b ends in: おそらくは貴方を理解できる唯一人の四十男、無二の小市民、高橋九拝。太宰治学兄。」
18c ends in: そういうことで、勿論(もちろん)、何事も出来る筈はないけれども、それで、ごく、満足しています。
18d ends in: (涙が出て、出て、しようがない)私たち、十万の青年、実社会に出て、果して生きとおせるか否か、厳粛の実験が、貴下の一身に於いて、黙々と行われて居ります。
19a ends in: 破帽をあみだにかぶり直して歌舞伎座、一幕見席の入口に吸いこまれた。
19b ends in: 私はちっともこわがらず、しばらくは、ただ煙草にふけり、それからゆっくりうしろを振りかえって見たのであるが、小さい鳥居が月光を浴びて象牙(ぞうげ)のように白く浮んでいるだけで、ほかには、小鳥の影ひとつなかった。
Who he is:
http://en.wikipedia.org/wiki/Osamu_Dazai